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安藤美姫がフィギュアスケート世界選手権で金メダルを獲得しました。
ショートプログラム(SP)2位の安藤美姫は127・11点の
高得点をマークし、合計195・09点でSP首位のキム・ヨナ
を逆転しました。
SP5位だった浅田真央も意地の演技で銀メダルを獲得。
安藤美姫が金で浅田真央が銀。見事なワンツーフィニッシュでした。
演技終了から5分がたっていました。
安藤美姫は祈るような表情で、得点を待つ「キス&クライ」に
座っていました。
SPで3・97点差をつけられたキム・ヨナを抜けるのか、
直前の演技で世界記録をマークし、首位に立った浅田真央を
逆転できるのか…。掲示板に「1」の順位が浮かんだと同時に
逆転優勝に両手で顔を覆うと、モロゾフ・コーチに抱きついて
号泣した安藤美姫。
「いろいろなことがあって…。トリノ五輪の後、本当につらい時期が
あった。本当に言葉にならないくらいうれしい」
安藤美姫のコメント。
15位に終わったトリノ五輪から1年。
批判も浴びながらも代表に選ばれた安藤美姫。
抽選で引き当てた最終の24番滑走。米ニューヨークの専門店で
70万円で作った赤い衣装に身を包み、冒頭の3回転ルッツ―3回転
ループをきれいに決めました。
続くジャンプは前日に挑戦を宣言し、試合前の公式練習でも
3度挑戦して2度決めていた4回転サルコー。
「金さんや浅田さんの得点を耳にしていたし、自分の持っている力を
出し切ることだけ考えて3回転にした」と話す安藤美姫。
ミスなく終えた演技は自己ベストの127・11点。
フリーでは浅田に次ぐ2位だが、合計で浅田をわずか0・64点
上回りました。
昨年11月のスケートアメリカの試合前夜、宿泊先で火災報知機が
鳴る騒ぎがあったそう。寝ていた安藤美姫は「試合だけは出たかった」と
スケート靴だけを抱えてホテルを飛び出したそうです。
その後、軽いスケート靴を試してきたが、この日は「命の次に大切」な
あのスケート靴を履いていました。道具への思い入れは、そのまま
競技への強い意欲。
「これからは自分に甘えず、4回転も自分から跳ぶぞという気持ちを
もってやっていく。これがゴールじゃない」とコメント。