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アニメニュース
『HUNTER×HUNTER』の再開の裏側のニュース
『HUNTER×HUNTER』が今月ようやく「週刊少年ジャンプ」で再開
されました。1年半もの間休載中だった『HUNTER×HUNTER』が
連載され始め、ファンも大喜びです。
1年半も休載されていたにも関わらず、『HUNTER×HUNTER』は
まだまだ人気。
しかし、10回分ほど原稿が貯まっただけでまたすぐ休載すると
いう話です。
気になるのが、そもそもの休載理由。
『HUNTER×HUNTER』の作者である富樫先生の子供のお受験だとか、
病気だとか、様々な憶測がありますが、本当のところは
明らかにされていません。
一部のマンガ編集者の間では
「冨樫を超えるマンガ家をもっと輩出しないといけないのが
『週刊少年ジャンプ』なんだから、冨樫にまだ頼っている編集部は
ヤバいのでは?」といった、辛口な意見も。
また元編集プロダクション社員は、
「本当は、冨樫さんが今『もう一度描きたい』って言っても、
『今さら何言ってるんだ』と、編集部が制さなきゃならない
んですよ。それなのに、連載を喜んで再開させちゃうのは、
ジャンプが弱体化してることの表れですね」
という厳しい声も。
『HUNTER×HUNTER』は、1998年から連載を開始され、
アニメ化もされた大ヒット作品ですが、開始翌年から徐々に
休載が目立つようになり、06年にはたった4回、07年は、
今回の再開までにまだ1回も連載誌上に掲載されていません。
公式にジャンプ編集部から発表された休載理由は「体調不良」
「作者都合」といったもの。
しかし休載の間に冨樫がコミックマーケットに参加していた
ことなどから、「編集部との確執が原因で、連載がストップ
しているのでは?」などの憶測もファンの間でありました。
漫画関係者からの話では、「週刊誌のマンガ家のほとんどは、
その週その週で物語を考えているものですが、富樫先生は連載
開始の時点で、だいたいのプロットを作っているんです。それに、
アシスタントを使うと、自分は中途半端な仕事しかしていない
ように思うらしく、なるべく全部自分でやろうとするタイプ。
だからこそ、連載中は肉体的にも精神的にも苦しみやすい
ようです」という話も。
一方で、別の関係者は、マンガ家・冨樫義博への高い評価を示して
います。
「冨樫先生ほどの完璧主義者は、本当に珍しい。編集者の中でも、
『担当になるのは嫌だけど、あの人は天才だ』って、みんな認めてる
くらいです。ただ、付き合うのは本当に大変だそうで、締め切り
直前は24時間つきっきりで、描き上げてもらうまで一言もしゃべらず
黙々と待つのもザラだとか。で、描き終わった直後に原稿を
投げられて、床に散らばった原稿を拾って入稿するらしい
です(苦笑)」という話も。
さまざまな憶測が飛び交っている富樫先生。
これからも無事に『HUNTER×HUNTER』が連載されるのか
気になるところですよね。