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 健康ニュース
緑と健康の関係について。
 
 
公園や緑の多い場所の近くに住んでいる人は、コンクリートや
アスファルトに囲まれた場所に住んでいる人に比べて健康状態が
良く、うつになる確率も低いとする調査結果が出たそうです。
 
この調査結果は、15日の英医学専門誌「Journal of Epidemiology 
and Community Health」で発表されたもの。
 
 
この調査ではオランダ全土の95の診療科目の195人の家庭医に
かかった約35万人の記録を調べたそうです。正確さを期して、
患者の社会階層も考慮しました。
 
その結果、不安障害またはうつ病の患者の数は、緑地帯が90%を
占める地区では1000人中18人だったのに対し、緑地帯が10%
しかない地区では1000人中26人と、44%も多かったのだとか。
 
 
また、主要な疾患(循環器系、呼吸器系、神経系、消化器系、
精神疾患など)の年間発症率も、前者が後者を下回った結果に
なったそうです。
 
 
植物の健康増進作用が最も顕著に見られたのは、樹や低木や花の
密集地のそばで過ごす時間が長い人で、なかでも子ども、
低学歴・低所得者層、45~65歳の中高年者への好影響が明白だった
結果になったそうです。
 
 
植物が空気を浄化するとともに、リラックスや交流や運動の
機会を提供していることが背景にあると考えられるのだとか。
 
 
これはオランダでの調査ですが、日本での結果も気になるところ
ですね。
 
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